デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
EX7-071

「破棄された時」効果は、破棄したカードを“使う”と消える

「誘発」と「発揮」は別の段階 ── 発揮待ちと新しいカード

メモリーが増える「破棄された時」効果。破棄された瞬間に誘発はしますが、その効果が発揮される前に、そのカード自身を使用などで動かすと、効果は発揮されません。BT25のレディーデビモンのように、破棄したオプションカードをそのまま使用する流れで起こりやすい論点です。

「誘発」と「発揮」は分けて考える

・効果が誘発するとは、その効果の条件(「〜とき」)を満たした状態になることを指します(総合ルール 15-5-1)。
・誘発した効果はその時点では処理されず、いったん発揮待ちになります(15-8-3-1)。要因に割り込んで処理されるのは「するとき」「離れるとき」と書かれた即時型効果だけです(15-8-5-1)。
・発揮待ちの効果は、その時点で処理中の効果が解決したあとに、1つずつ発揮されます(15-4-2-3)。
・「進化元から効果で破棄されたとき、メモリー+1」も、破棄された時点で誘発し、発揮待ちになります。

発揮待ちの効果が消える条件

・カードがいずれかの場所から別の場所に置かれた場合、そのカードは新しいカードになります(総合ルール 3-1-3-1)。
・新しいカードは、元のカードの状況や状態を一切引き継ぎません(3-1-3-2)。
・そのため、発揮待ちの効果を持つカードが、発揮される前に新しいカードになった場合、その効果は発揮されません(15-4-4-3)。

破棄 → 使用の流れでどうなる?

■ 進化元から効果で破棄される → 「破棄された時」効果が誘発し、発揮待ちになる
■ 破棄したそのカードをトラッシュから使用する → 使用した時点で、そのカードは新しいカードになる
■ 発揮待ちだった「破棄された時」効果は発揮されず、メモリーは増えない

※ 使用したオプションカードは、どの場所にも属していない場合、保留処理としてトラッシュに置かれます(総合ルール 9-1-5)。トラッシュに置かれても、特徴「三銃士」を持つデジモンの進化元の下に置かれても、結論は同じです。どちらの場合も、そのカードは使用した時点で新しいカードになっているため、「破棄された時」効果は発揮されません。

効果を発揮させたいとき

・「破棄された時」効果を発揮させたい場合は、破棄したそのカード自身を、発揮されるまで動かさないことが条件です。
・破棄したカードとは別のカードを使用・処理する流れであれば、破棄されたカードはそのまま残ります。発揮待ちの効果は、処理中の効果が解決したあとに発揮されます。

総合ルール 4.0 の該当箇所

・15-5-1:誘発条件は、その効果が誘発する条件。「〜とき」と記述する
/ja/quiz/general-rule/15#15-5-1
・15-8-3-1:誘発型効果は、誘発条件を満たすと必ず一度誘発してから、効果を発揮する
/ja/quiz/general-rule/15#15-8-3-1
・15-8-5-1:即時型効果(「するとき」「離れるとき」)だけが、要因の直前に割り込んで発揮する
/ja/quiz/general-rule/15#15-8-5-1
・15-4-2-3:発揮待ちの効果は、1つずつ発揮させる
/ja/quiz/general-rule/15#15-4-2-3
・3-1-3-1:カードが別の場所に置かれた場合、そのカードは新しいカードになる
/ja/quiz/general-rule/3#3-1-3-1
・3-1-3-2:新しいカードは、元のカードの状況や状態を一切引き継がない
/ja/quiz/general-rule/3#3-1-3-2
・15-4-4-3:発揮待ちの効果を持つカードが、発揮する前に新しいカードになった場合、その効果は発揮できない
/ja/quiz/general-rule/15#15-4-4-3
・9-1-5:使用したオプションカードは、どの領域にも属していなければ、保留処理として即座に破棄される
/ja/quiz/general-rule/9#9-1-5
⚠ ここが落とし穴 「破棄された瞬間に誘発したのだから、メモリーは増える」と考えがちですが、誘発と発揮は別の段階です。発揮される前にそのカード自身を使用などで動かすと、その効果は発揮されません。メモリーを増やしたい場合は、破棄したカードとは別のカードを使う流れにします。

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